グリーン車
グリーン車とは、JRグループ、及び、JRグループと直通運転する第三セクター鉄道の鉄道車両のうち、普通車と比べて階級が上の鉄道車両である。
概要
鉄道車両のうち、主に急行列車や東日本旅客鉄道の首都圏の中距離普通列車に連結されている旅客車であり、乗車には、乗車券や急行券などの他、グリーン券が必要となる。室内設備は多くの車両がリクライニングシートを採用している。これはスロ60から始まった。シートピッチは1160mmが多いが、これはスロ53のときから変わらない。
歴史
1969年5月9日、日本国有鉄道はそれまでの等級制度を廃止し、従来の一等運賃を廃止して二等運賃のみのモノクラス制とし、一等車をグリーン車、二等車を普通車とした。グリーン車に乗車する場合は運賃のほかにグリーン料金を徴収することとした。
満員の場合
グリーン車は指定席のことが多いがJR東日本の中距離列車のグリーン席は自由席であり、豪華さよりも着席できることが重要視されている。しかし満席の場合は座れず、グリーン車のデッキにいるだけでも料金が取られる。さらに、JR東日本の東北新幹線、JR北海道の北海道新幹線などには、さらに上のグランクラスが連結されている。
類似する車両
日本国内の私鉄に類似する車両として、近畿日本鉄道と南海電気鉄道のデラックスシートである。